型紙二郎
2008年 09月 25日
現物合わせの型紙でしょうか。
ダンボールを切り抜いた型紙を持参されて
同じ形状で、ステンレスの厚み9ミリの板で切断して欲しいとの依頼です。
普通は、こういうRがいくつも繋がった型紙からCADデータを起こすのは
あまりやりたくない仕事でしょうね。
しかし、レーザーテックにこの型紙が持ち込まれたなら
型紙を一目みた瞬間
持った湯飲みをバッタと落とし、小膝叩いてニッコリ笑いながら
「ノープロブレム ウェルカム 私に任せなさーい」 と叫んでいるでしょう。(うそ)
まーそれくらい得意ということです。
今日は特別にその手順を簡単にご紹介
まずは、スキャナでパソコンに型紙の形状を取り込みます。
その後、イラストレータで取り込んだ型紙の輪郭をなぞっていきます。
ここが、ちょっとテクニックがいるところ。
ラインだけが必要なので、ハンドルの向きやバランスとか細かいところは
あまり気にしない。あとでCADで修正できるしね。
輪郭をなぞり、外周を線で繋げたら
その線を、DXFに変換します。
DXFをCAD/CAMに持っていって、NCデータを作ります。
そして切断して
完成 今回は型紙が結構ガタガタだったので
型紙よりキレイな製品ができました。
型紙の質にもよりますが、通常は±0.5ミリ程度の誤差で切断できます。
お客さんも、あまりの製品の出来の良さに
「飛びます 飛びます」といいながら帰っていきました。
いったい、あのお客さんは誰だったんだろう?
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