パンチングメタルのレーザー切断
2007年 12月 13日
たまに、パンチングメタルの切断依頼があります。
今回は板厚1ミリパンチングメタルを丸く切断。
穴が多数開いている、鉄板なので
普通の板を切るときとどう違うかの説明をします。
レーザー加工機の板とノズルの高さを一定に保つ機構は
昔は板と直接接触するリングで高さを倣っていました。
形状が、スプーンに似ていたので、私たちは「スプーン」と呼んでいました。
この、接触式のセンサーは現在ほとんど見ませんね
新機種のレーザー加工機はすべて、後述の非接触式になっています。
最近の主流は、静電容量センサーを使った非接触式が主流
直接、板に触れている部分がないので、材料にもキズがつかないし
(特に鏡面研磨なんか、接触式のセンサーで加工すると鶴田浩二の傷だらけの人生になってしまう。)
高速でノズルを動かすことができます。
非接触式だと、ノズルの真下の板がどの高さにあるのかをセンサーで感知しているので
パンチングメタルの場合、ちゃんと、板表面をノズルが追従するかが心配ですが
センサーがきかずに、ノズルが穴に落ちてしまうのでは?と心配してしまいます。
写真のよう穴径とピッチなら心配いりません。
これくらいの、開口率なら問題なし ノズルが穴に落ちるということはありません。
それと、もうひとつの心配事項は
パンチングメタルの切断なので、断面をみるとレーザーは板ー穴ー板ー穴ー板と
抜けていきます。
穴から板へビームが入るときに、加工不良を起こさずに切断できるかというのが
もうひとつの心配
毎分10m以上の高速で加工機が動くのでちょっと、気になりますね
けど、板厚1ミリなら問題は全くなし
きれいに、スパーッと切れます。
どうしても、心配という方は
切断速度を20~30%くらい落としてやると
精神的にも気が楽になるかな
レーザー加工機を購入した直後とかで、
パンチングメタル切ったことがない人、参考になったかな?
一度、チャレンジしてください。
ですが、失敗してもあくまでも、自己責任ということでね。
レーザーテックのホームページはこちら
今回は板厚1ミリパンチングメタルを丸く切断。
穴が多数開いている、鉄板なので
普通の板を切るときとどう違うかの説明をします。
レーザー加工機の板とノズルの高さを一定に保つ機構は
昔は板と直接接触するリングで高さを倣っていました。
形状が、スプーンに似ていたので、私たちは「スプーン」と呼んでいました。
この、接触式のセンサーは現在ほとんど見ませんね
新機種のレーザー加工機はすべて、後述の非接触式になっています。
最近の主流は、静電容量センサーを使った非接触式が主流
直接、板に触れている部分がないので、材料にもキズがつかないし
(特に鏡面研磨なんか、接触式のセンサーで加工すると鶴田浩二の傷だらけの人生になってしまう。)
高速でノズルを動かすことができます。
非接触式だと、ノズルの真下の板がどの高さにあるのかをセンサーで感知しているので
パンチングメタルの場合、ちゃんと、板表面をノズルが追従するかが心配ですが
センサーがきかずに、ノズルが穴に落ちてしまうのでは?と心配してしまいます。
写真のよう穴径とピッチなら心配いりません。
これくらいの、開口率なら問題なし ノズルが穴に落ちるということはありません。
それと、もうひとつの心配事項は
パンチングメタルの切断なので、断面をみるとレーザーは板ー穴ー板ー穴ー板と
抜けていきます。
穴から板へビームが入るときに、加工不良を起こさずに切断できるかというのが
もうひとつの心配
毎分10m以上の高速で加工機が動くのでちょっと、気になりますね
けど、板厚1ミリなら問題は全くなし
きれいに、スパーッと切れます。
どうしても、心配という方は
切断速度を20~30%くらい落としてやると
精神的にも気が楽になるかな
レーザー加工機を購入した直後とかで、
パンチングメタル切ったことがない人、参考になったかな?
一度、チャレンジしてください。
ですが、失敗してもあくまでも、自己責任ということでね。
レーザーテックのホームページはこちら
by tarolin.
| 2007-12-13 09:47
| アルミレーザー
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