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レーザー加工や社内での活動のことなどを、土日以外更新しています。


by tarolin.
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失敗事例

先週は、クレームと失敗の話をしました。

レーザーテックは、レーザー切断のお仕事をしています。
お客様から、ファックスでいただいた紙の図面を
CADにトレースして、CAMでレーザー加工機が認識できる
プログラムに変換します。
プログラムをレーザー加工機に読み込ませて
機械を動かしてステンレス鋼板を切断します。

この紙からCADにトレースする部分というのが
人間が介在する部分が多いので、失敗というか
書き間違いが多いですね。ここの間違いが
クレーム全体の80%くらいかな。

先週、レーザーテックでは毎月クレームの事例を
研究しているといいましたが。
毎月のクレームをみていると、大体のパターンが浮かんできます。
失敗しやすいパターンの図面というのがわかってきます。
経験を積んでくると、見ただけで「あーこの図面はここを勘違いするな」
というのがピンときます。

まず、この事例(ちょっと見にくいかな?写真クリックすると見やすいです。)
失敗事例_d0085634_10544870.jpg

図面一杯に横に長い場合、端の方が見にくいので寸法の引き出し線の始点を確認せずに
寸法の数字のみを注視しがち
失敗事例_d0085634_10551926.jpg

ですから、30x450の長方形を書いてからRを取ってしまう。
全長が短い製品ができあがってしまう。
実は、私も10年ほどまえにやってしまいました。
見積時に実際の製品よりも短い寸法で計算して見積をだしてしまった。

対策として、CADに図面を回す前に
営業で「あーここは間違いやすいなー」と気がついた時点で
全体の寸法を赤ペンで記入してあげる というのが有効
失敗事例_d0085634_1056125.jpg

レーザーテックでは必ず、最大寸法を書くので、そのときに図面にも記入する
ここで、営業が「このパターンは間違いが起こりやすい」と認識していれば
上記のように赤色で寸法を追記します。
失敗事例_d0085634_10564913.jpg


特に、CADを始めたばかりの経験の浅いCADオペレーターだと
赤ペンでちょこっと寸法買いてあげるのと、書かないのでは
書き間違う確率が数パーセントは変わってくるやろね
数パーセントって、あんまり変わらないやんとお思いでしゃうが、
こんな、簡単な図面書き間違う確率って新人オペでも多くみても2~3%でしょ
(100枚書いて2~3枚間違い 多すぎやね 実際は0.2%くらいかな?)
それが、赤ペンで寸法記入することによってほぼ0%に近くなるということです。
ね、効果ありでしょ

自分が間違えたところは、他人も間違やすい。これは定説
自分が勘違いしたところは、他人も勘違いしやすい 
よって、間違いや勘違いをおこさないように注意を促するような
書き込みが必要です。
これが、トレース不良を減らす有効なカイゼンです。

レーザーテックのホームページはこちら


by tarolin. | 2007-07-10 10:58 | カイゼン活動 | Trackback | Comments(0)