三菱電機産業メカトロニクスショー
2007年 05月 28日
三菱電機名古屋製作所において
産業メカトロにクスショーが開催されました。
三菱電機のレーザー加工機新商品が
初展示ということで、見学に行ってきました。

三菱電機の、レーザー発信器のラインアップは
いままでは2kw 4kwでした。
今回3kw と 6kwが追加されることにより
2、3、4、6となりました。
ほぼフルラインナップ完成
発信器も、3kwがCFシリーズになり
CF-〇〇R と末尾にRがつき
4kwもリファインされている模様
結果、3、4、6がCF-Rになります。
6kwは、三菱電機最大の発信器(いままでは、確か5kwが最大出力)
この、6kw発信器と4kw発信器は新型加工機NXに搭載されるとのこと
このNXというシリーズは、
ワークパレット固定のフライングオプティカル方式
外見も、性能も対トルンプの戦略機
塗装色も三菱は「赤」を基調にしているが
「青」に塗り替えたらどっちがトルンプでどっちが三菱か私でもわかりません。

(カタログの写真ですいません、入り口にデカデカと「撮影禁止」と書いてあったので
マナーを守り、撮影しませんでした。)
今回の展示会最大の目玉は
三菱が「ブリリアンカット」と名付けた
高品質切断面を得られる、加工方法
基本的には、クリーンカットの手法だが
ブリリアンカットで切断すると、クリーンカット特有の
切断面に垂直に流れる筋が、劇的に少なくなります。
特に、今までだと板厚の半分より下の切断面が荒れていましたが、
切断面の、上部と下部でもほとんど変わりなく良好な切断面が得れれる。

これからは、レーザー加工機メーカー間で
切断面の良好さを競う戦いになるでしょう。
あと、もうひとつの加工機シリーズ
Hシリーズ(X方向はテーブル移動 Y軸のみヘッド移動)

Hシリーズも現在はHVまでになっています。
(まあ、DからVに一気に飛びましたが...
ということは、もうモデルチェンジは終わりか、あってもHZで終了?)
HVには、従来の2kwと新開発の3kwを搭載するらしい。
3kwだと、ステンレスを8ミリまで切断
鉄6ミリも 2800mm/分の高速で切れるので
HV+3kw これがコストパフォーマンスまで考えると最良の選択になると思う。
小規模板金屋さんが購入するなら、HV+3kwが最強やろね
これは、売れまくるでー
それと、さっきのブリリアントカット 発信器の型番の末尾に「R」が
付いている機種しかブリリアントできないとのこと
ですから、以前CF-40を購入した人は、ブリれないらしい
アップグレード考えてくださいよ 三菱さん
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