同業のプロが「自社加工」をあきらめて、あえて外注した理由とは?
2026年 05月 15日

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、同じレーザー加工を営む同業者様からいただいた、少しユニークなご依頼をご紹介します。
今回のテーマは「プロが選ぶ、戦略的な外注」です。
今回の加工データ
素材: SPCC(冷延鋼板)
板厚: 0.1mm(超薄板)
内容: 精密レーザー切断
実は、この「0.1mm」という厚みのSPCC、市場では在庫を持っている業者が非常に少ない素材でもあります。
同業他社様からの切実なご相談
ご依頼主様は、数十人規模のスタッフと複数台のレーザー加工機を保有する、立派な加工メーカー様です。
設備も技術も揃っているプロが、なぜ弊社に注文を出されたのでしょうか?
お客様の社内では、「0.7mm以下の薄板は切断しない」というルールがあるそうです。
もちろん、プロですから「切ろうと思えば切れる」のが本音。しかし、そこには無視できない3つの壁がありました。
1. 材料調達のハードル
0.1mmのSPCCは流通量が少なく、在庫確保だけでも手間がかかります。
2. 加工条件出しのタイムロス
普段扱わない超薄板を精度良く切るためには、機械の設定(加工条件)をゼロから追い込まなければなりません。これにはベテランの手間と、多くのテストカットの時間が必要です。
3. 専用治具の作成
ペラペラの薄板を固定して、熱歪みを抑えながら切るには専用の治具が欠かせません。この作成コストもバカになりません。
「外注したほうが、はるかに安くつく」
これらすべての手間、人件費、機械の拘束時間を計算した結果、お客様はこう判断されました。
「自分でやるより、得意なところへ出したほうがトータルコストは圧倒的に安い」
餅は餅屋、という言葉通りです。
弊社では日常的に0.1mmからの超薄板を扱っているため、材料もノウハウも揃っています。
そのため、条件出しに時間をかけることなく、スムーズかつ低コストで提供することが可能です。
まとめ:賢い選択が利益を生む
自社の強みにリソースを集中し、手間のかかる特殊な加工は外部を活用する。
これは、製造業において非常に合理的でスマートな経営判断だと言えます。
「自社でやるには少し面倒だな…」「この厚み、材料を探すだけで大変だ」という案件がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。同業者様からの「頼りにしてるよ」というお声、大歓迎です!
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