レーザーカットで創るデザインパーティション。コストを抑える5つの知恵
2026年 04月 21日

弊社では、金属板をレーザーで精密にくり抜いた、意匠性の高いパーティションのご相談を多くいただきます。
写真のようなデザインは、くり抜き部分のバランスが良く、残る枝状のパーツにも十分な幅があるため、
難易度としては「中の上」といったところ。スムーズな加工が可能です。
しかし、デザインが「より細かく、より微細」になると、お見積り金額は一気に跳ね上がることがあります。
なぜ「微細なデザイン」は高価になるのか?
理由は大きく分けて2つあります。
圧倒的な加工時間の増加
レーザーのヘッドが動く距離が長くなり、穴の数だけ「焼き始め(ピアシング)」の動作が必要になります。
1枚のカットに数時間を要することもあり、それがそのまま加工賃に反映されます。高度な技術と「トライ&エラー」のコスト
あまりに細かな形状は、レーザーの熱で金属が歪んだり、溶け落ちたりするリスクが高まります。
そのため、本番の加工までに何度もテストカットを繰り返し、最適な条件(スピードや出力)を探る「試作コスト」が発生するため、
1枚数十万円という価格になるケースもあるのです。
「デザインにはこだわりたい、でもコストも抑えたい」という方へ。
お見積りを安く抑えるための5つのコツをご紹介します。
見積もりを安く抑えるためのチェックリスト
デザインがまだ確定していない場合は、以下の条件を意識するだけで、コストパフォーマンスの良い製作が可能になります。
1. 穴の数を絞る
穴の総数を減らすことで、レーザーの停止・始動回数が減り、加工時間を短縮できます。
2. 「残し」の幅を広くする
くり抜いた後に残る金属部分の幅を広く取ると、熱による歪みが抑えられ、加工の難易度が下がります。
3. 鋭角を避け、角に丸み(R)をつける
鋭い角は熱がこもりやすく、きれいに切るのが困難です。先端に「2R(半径2mmの丸み)」程度をつけるだけで、加工効率は劇的に向上します。
4. サイズを分割して連結する
巨大な1枚板に加工するのではなく、500mm × 1000mm程度のパネルを複数枚作り、現場で連結する仕様にすると、材料費と加工費の両面で有利になります。
5. 同一デザインでリピートする
1枚ごとにデザインを変えるのではなく、同じパターンを複数枚並べることで、データ作成費やセットアップ時間を削減できます。
理想の空間を、最適なコストで。
金属パーティションは、光の透過具合や影の落ち方で空間を劇的に変える力を持っています。
こだわりを詰め込んだ「究極の1枚」から、コストを意識した「スマートな連結仕様」まで、ご予算に合わせて最適な加工方法をご提案させていただきます。
まずはお気軽に、お手元のラフデザインを添えてご相談ください。
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