納期短縮の鍵は「実作業」ではなく「情報の滞留」にあり
2026年 04月 01日

製造業、特に加工業の世界では「納期1週間」や「10日間」もしくは それ以上の回答がよくあります。
もちろん、物理的に加工時間がかかる製品もありますが、実はその納期のプロセスのほとんどは、
機械が動いていない**「滞留時間」**であることをご存知でしょうか。

実際に作業している時間は、全体のわずか3%?
例えば、100mm角の切断品10枚をご注文いただいたケースで考えてみましょう。
伝票作成: 10分
プログラム作成: 20分
切断段取り: 10分
実際の切断: 15分
仕上げ・梱包: 20分
トータルでかかる時間は、わずか1時間15分程度です。
しかし、お客様への回答が「3日後(72時間)」になることは珍しくありません。
時間に換算すると、実作業をしているのは全体のわずか3%以下。
残りの97%は、何かが動くのを待っている「滞留時間」なのです。
なぜ「情報の滞留」が起きるのか
注文のFAXやメールが届いても、すぐに加工指示が出るわけではありません。
多くの会社では、入力をまとめて行ったり、担当者のデスクで書類が止まっていたりと、
各工程の間で数時間の「待ち」が当たり前のように発生します。
10分の作業のために、数時間の待機が発生する。
この積み重ねが、結果として「数日」という納期回答に繋がっているのです。
1分1秒を削る、弊社の「滞留ゼロ」への挑戦
弊社では、この目に見えない「滞留時間」を削ることこそが、最大の顧客サービスだと考えています。そのために、以下のような徹底した工夫を行っています。
物理的なスピードアップ: 届いたFAXには即座に目を通せるよう、座ったまま手が届く位置に複合機を配置。数歩の移動時間さえも惜しみます。
工程管理の一元化: プログラム作成と切断工程をリアルタイムで同期。プログラムが完成した瞬間に、待ち時間なく切断へと移れる体制を整えています。
「見える・聞こえる」レイアウト: 営業、事務、現場、出荷場。
それぞれの担当者がアイコンタクトや声掛け一つで連携できるよう、情報の風通しを重視した工場レイアウトを採用しています。
「情報の渋滞」を解消することで、他社には真似できないスピード感でお客様の期待に応える。それが私たちのプライドです。
さて、レーザー切断業には、納期が長くなりがちな「もう一つの理由」が存在します。
それについては、また次回の記事でお話しさせていただきます。
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