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SUS304 両面#400研磨材(板厚16mm)のレーザー切断

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鏡面に近い光沢を持つ「SUS304 両面#400研磨材」の切断事例
をご紹介します。

今回は16mmという厚板において、研磨面を
いかに守るか、加工上の注意点と対策をまとめました。



研磨材のレーザー加工における最大の課題:裏面のキズ

通常の2B材やNO.1材では目立ちにくい細かな擦りキズも、美しい仕上げの#400研磨面では製品欠陥に直結します。

特に厚板の場合、以下の理由から裏面のキズが避けられません。

  • 加工ステージ(剣山)との接触

    レーザー機の土台は、ガスの抜けや溶融物の付着を防ぐため、「剣山」と呼ばれるピンや山形の鋭利な板で構成されています。

  • 自重による負荷の増大

    16mmもの厚板は非常に重量があるため、鋭利なステージ先端に荷重が集中し、深く目立つキズが入りやすくなります。


コストと品質のバランス:治具の検討

板とステージの間に専用治具を挟み、直接触れないように加工することも技術的には可能です。
しかし、製品形状に
合わせた治具製作には別途コストが発生してしまいます。

そのため、極めて高度な量産品でない限り、現実的な選択とは言えないのが実情です。

仕上げ工程での注意点:バリ取りと再研磨9mm以上の厚板切断では、どうしても裏面に「バリ」が発生します。
このバリをグラインダーで除去する際、周囲の研磨面
を傷つけてしまうリスクが非常に高いです。


【弊社からのご提案】

弊社では、レーザー切断後に「裏面の再研磨」を行うことを強く推奨しております。
切断時の接触キズやバリ取り跡を
一掃することで、両面とも完璧な仕上がりを実現いたします。




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by tarolin. | 2026-03-27 09:41 | ステンレスレーザー | Trackback | Comments(0)