既製品アルミボックスへの追加工|「断られない」には理由がある
2026年 03月 10日

今回は、少し特殊なご依頼をいただいた際の加工事例をご紹介します。
内容は、アルミ製電気制御盤のパネルへの、液晶画面・スイッチ取り付け用の穴あけ加工です。
1. 既製品への追加工、なぜ敬遠される?
通常、制御盤などのボックスメーカーは、標準品への穴あけまでセットで請け負うことが多いのですが、
最近では「新規の追加工は受け付けない」というケースも増えているようです。
実は、私たちレーザージョブショップにとっても、既製品への追加工は非常に難易度が高い仕事です。
位置出しの難しさ: フラットな板材から切り出すのと違い、既存の角や端面を基準にするため、位置決めが難しい
段取りの手間: ボックス形状のままではレーザー加工機に乗らないため、今回のように「パネル状に分解する」といったお客様側でのご協力も不可欠です。
一発勝負のリスク: 万が一加工をミスしても、代わりの材料がすぐには手に入りません。
2. お客様の「神対応」が繋いだ信頼
今回のご依頼で何より有り難かったのは、お客様がこうした「追加工のリスク」を深く深くご理解くださっていたことです。
「もし加工に失敗したら、同じ板厚の板でゼロから切り直してもらって構いません。その際の材料代もこちらで負担します」
という、まさに「神対応」とも言えるお言葉をいただきました。
ここまで信頼していただけると、私たちとしても「何としても最高の精度で仕上げてお返ししたい」と、職人魂に火がつきます。
3. 加工のポイント
素材: アルミ(A5052等)
内容: 制御盤パネルへの角穴(液晶用)・丸穴(スイッチ用)加工
対応: 支給いただいたパネル材に対し、原点出しを慎重に行い、レーザーにて精密カット。
素材: アルミ(A5052等)
内容: 制御盤パネルへの角穴(液晶用)・丸穴(スイッチ用)加工
対応: 支給いただいたパネル材に対し、原点出しを慎重に行い、レーザーにて精密カット。
4. 最後に
「既製品への加工はどこも受けてくれない……」と諦める前に、まずは一度ご相談ください。
もちろん、形状や素材によってはお引き受けが難しい場合もありますが、今回のように「お客様との二人三脚」で解決できるケースもたくさんあります。
手間がかかる仕事こそ、丁寧に向き合う。レーザーテックは、そんな「痒いところに手が届く」加工屋であり続けたいと考えています。
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