【加工事例】ステンレス薄板(0.3t)の熱影響を最小限に抑えるレーザー加工技術
2026年 02月 07日
今回ご紹介するのは、ステンレス0.3tという極薄板のレーザー加工事例です。
写真の製品は、薄板でありながらも穴加工や輪郭形状を高い精度で仕上げた部品で、試作だけでなく数物(量産)としても対応した案件となります。
薄板加工における「最大の壁」とは?
一般的に、0.3tクラスの薄板加工では、レーザー加工時の熱影響による「歪み」や「反り」が発生しやすく、加工後の平面度や寸法精度の確保が大きな課題となります。
- 組付け不良: わずかな歪みが精度を狂わせる
- 品質低下: 外観の美しさが損なわれる
これらを解決するためには、高度な加工ノウハウと、薄板に最適化された設備性能が求められます。
当社の強み:薄板専用「1500W低出力機」の導入
当社では、こうした薄板特有の課題に対応するため、「薄板専用の低出力レーザー加工機(1500W)」を導入しています。
【なぜ低出力機なのか?】
一般的な高出力機は加工スピードは速いものの、必要以上に熱が入り、薄板では歪みが出やすくなります。一方、当社の低出力機は材料への熱影響を最小限に抑制。安定した品質での加工を可能にします。
実際に本案件でも、0.3tという薄さにかかわらず、反りや歪みの少ない良好な仕上がりを実現しました。後工程での矯正作業をほとんど必要とせず、スムーズに次工程へとつなげることができています。

試作1点から「数物(量産)」まで柔軟に対応
当社の強みは品質だけではありません。「量産にも柔軟に対応できる生産体制」にあります。
- 試作対応: 1点からのスピード相談
- 量産対応: まとまった数量でも安定した品質を維持
- 最適化: 治具や段取りの工夫により、効率的なコスト・納期を実現
「薄板は歪みが出やすい」「量産するとバラつきが出る」といった理由で外注先選びにお困りの声をいただくことも少なくありません。当社では設備力とノウハウの両面から、再現性の高いものづくりを心がけています。
💡 薄板加工のご相談、承ります
ステンレス薄板のレーザー加工、歪み対策、試作から量産までの対応などでお困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。
お客様の用途や要求品質に合わせた最適な加工方法をご提案し、ものづくりのパートナーとして全力でサポートいたします。
