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「加工」ではなく「材料」でお役に立つ。30年で初めてのイレギュラーなご依頼

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レーザー加工を生業として30年。日々、設計図面に基づいた高精度な切断加工をお届けしていますが、
先日、今までにない珍しい形でお客様のお役に立つ機会がありました。


「至急、テスト用の端材を分けてほしい」

ご連絡をいただいたのは、以前数回お取引のあったお客様。
現在、弊社の近隣で新しい機械の据付・立ち上げ作業を行っている最中とのことでしたが、
現場で急遽**「テスト加工用の端材」**が必要になり、困り果ててお電話をくださいました。


レーザー加工工場である弊社には、日々さまざまな厚みや材質の端材が発生します。
「お困りなら、在庫があるもので良ければ構いませんよ」と快諾し、お客様を待つことにしました。

想定外の「ボリューム」と、柔軟な対応

当初、私は「手で持てる程度の板を数枚(10kg程度)だろう」と想像していました。
それくらいの量であれば、日頃の感謝を込めて無償で差し上げるつもりで準備をしていたのです。

しかし、いざお客様が来社され、必要とされる量を確認すると……なんと100kgを超えるボリューム

さすがにこれだけの量となると、弊社の資産(スクラップ価値も含め)として無視できない規模です。
お客様もその重みを理解されており、最終的には「材料代」としてしっかりとお代をいただく形で決着いたしました。


加工だけが私たちの価値ではない

30年レーザー屋をやっていますが、実は**「材料だけ」を販売したのは今回が初めて**のこと。

本来、私たちの価値は「切断技術」にありますが、今回のように「必要な時に、必要な材料がすぐそばにある」ということも、
地域に根ざした町工場のひとつの役割なのかもしれません。

加工のご依頼はもちろんですが、今回のような「現場の困りごと」にも、可能な限り柔軟に対応していきたい。そんなことを改めて感じた出来事でした。




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by tarolin. | 2026-02-05 10:12 | ステンレスレーザー | Trackback | Comments(0)