面直と垂直
2018年 11月 30日
弊社のレーザー加工機トルンプのL3030には
ロートラスというパイプを切断できる機能がついています。
2次元レーザー加工機なので、普通はパイプを切ることが出来ないのですが
レーザー加工機にインデックステーブルとチャック機構をつけて
パイプを保持しながら回転角度を制御しながらパイプを切断します。
ようは、レーザー加工機に旋盤をくつつけたようなイメージです。
ロートラスというパイプを切断できる機能がついています。
2次元レーザー加工機なので、普通はパイプを切ることが出来ないのですが
レーザー加工機にインデックステーブルとチャック機構をつけて
パイプを保持しながら回転角度を制御しながらパイプを切断します。
ようは、レーザー加工機に旋盤をくつつけたようなイメージです。
この機構を使ってパイプを切ると
パイプの切断面は 中心に向かって斜めに向きます。
逆「ハ」の字になるようなイメージです。
逆「ハ」の字になるようなイメージです。
丸の左右両端を見ると、板厚が見えている状態になっています。
これが中心に向かってレーザーの光が入って 逆「ハ」の字の状態
(パイプ切断業界では 「面直」なんて言い方もします)
通常は面直での切断になるのですが
穴径が小さかったり、すると 切断面が斜めにならずに
まっすぐ垂直に切断できます。
(ドリルで真上から穴をあけたイメージ)
通常だと、上から写真を撮ると、板厚が見えるのですが
垂直切りにしているため 板厚が見えません。
これは「垂直」切り とか プレーンカット とか 平面切断 なんて呼び方をしますが
一般的には 垂直切りかな
特に穴あけの場合
パイプとか丸棒を通すだけなら 面直でも大丈夫ですが
タップの下穴の場合は 垂直を指定しないと タップのネジが切れなくなるので
注意が必要です。
他のレーザー屋にさんに断られた最後の最後に電話ください。
by tarolin.
| 2018-11-30 14:22
| パイプ切断
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