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レーザー加工や社内での活動のことなどを、土日以外更新しています。


by tarolin.
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TruLaser L3030fiberその3

外見上大き変わったところは

チラー(冷却装置)の形状が変わりました。

チラーというのは、非常に高温になるレーザー加工機を
冷やす装置です。
金属を溶かすくらいの熱を発生する装置なので
加工機内に水を循環させて機械を冷やします。

チラーはその冷却水を冷やす装置です。
ラヂエターフィンの中に水を通し 大きなファンで強制的に
冷やします。

これが新しいチラー
TruLaser L3030fiberその3_d0085634_14435145.jpg



従来のチラーはこんな形
基本形状は変わりなく箱状のものです。
TruLaser L3030fiberその3_d0085634_14443768.jpg



大きく変わっている点は2点
ファンのカバーの形状とフィルターです。

ファンは
従来は、筐体の中に埋め込まれてました。
TruLaser L3030fiberその3_d0085634_1447644.jpg

この同心円上のスリットの下にファンが2個並んでいます。


新しいのは
TruLaser L3030fiberその3_d0085634_14475071.jpg

筐体の上に乗って、線材でカバーされています。
扇風機に近い状態?
こちらのほうが吸い込み量増えて冷却効率がいいのでしょうか?


もう一つは、フィルターの形状
従来は家庭用の網戸を細かくしたようなタイプ
TruLaser L3030fiberその3_d0085634_14492731.jpg

掃除機をかけたり、水洗いして 清掃します。
うちの加工機のフィルターは常にきれいな状態です。
掃除する間隔を決めて定期的にキレイにしてくれてます。
TruLaser L3030fiberその3_d0085634_1451553.jpg

キレイでしょ。
冷却系の機械の故障の原因は99%フィルターの清掃を怠っているのが
原因と思います。


新型のチラーは
TruLaser L3030fiberその3_d0085634_14531322.jpg

枠の中に使い捨てのフィルターを入れてセットするみたいです。
TruLaser L3030fiberその3_d0085634_14535441.jpg

もうすでにゴミが付着しているみたい。
使い捨てでキレイにはなるが、フィルター代のコストがかかるなー

というわけで、今回はチラーのレポートでした。







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by tarolin. | 2015-10-21 14:55 | レーザー加工機 | Trackback | Comments(0)