現物からのレーザー切断
2012年 01月 06日
それと同じ形にレーザーで切断できるか? というお問い合わせ 依頼をいただきます。
先日も、遠方からの問い合わせをいただきました。
現物を見てみると
ほとんど、曲線の集合体のような現物 これは難しい
ふちに、うっすら赤く見えるのが現物 上は試し切りした板です。
たしかに、これを方眼紙で座標をとって、CADで作図したら
結構な仕事になりますね。
たまに、こういう依頼がありますが、よろこんで対応させていただきます。
現物から、外形線をトレースして、CADデータに変換して
切断します。ほぼ同じ形状のものがステンレスで切断できます。
こういうときって、レーザーは不便だなあと思いますね。
一昔まえだと、現物をタネにしてアイトレーサーで切断できたのですが、
今はCADデータがないと機械が動かないんです。
便利になって、デジタル化が進むと
単純なアナログ的なことができなるなる 見本みたいな話ですね。
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さて、今回の現物はうさぎさん?
現物に合わせるのは、難しいというか
悩みます。
少しのズレを気にしだしたら、エンドレスになってしまいます。
完璧に、同じものが出来るなんてないですからね。
ある程度での割りきりが必要だと思います。
(基本的に修正は1回しかしないと心に決めています)
2値化して、ベクターデータに変換すると、結構現物のガタガタを
忠実に再現しすぎて、結局修正が大変なので
スキャナで読み込んで、手作業でトレースしています。
結局、レーザー切断にはこの方法が一番早くて綺麗な
データができるということで納得しています。
もちろん、おっしゃるように、イラレを使ってトレースしてます。