昨日から、パイプの切断をしています。
5.5mの定尺パイプから製品を切断しています。
トルンプのロートラスというパイプを切断する機構は
140φまでなら、加工機全面に空いた穴をパイプを送り込んで、
切断します。
1本のパイプからの切り始めは、機械からはみ出る部分が多いので
おしりの方が垂れてしまいます。
そのまま、切断をして、パイプが回転しだすと
ブルンブルンと、パイプが振れてしまい。
加工に影響を及ぼします。
なので、このようにパイプの端を手で持ち上げ
振れないようにします。

一日、持っておくだけという作業もつらい
そこで、何とかならないか試行錯誤

このようにクレーンで、吊り上げてお尻が振れないように持ち上げようかと
考えたが、クレーンの高さを微妙にあわせるのが難しいし
ヒモで吊るすだけだと、あまり触れ止めの効果期待できないので却下
加工機側は、ちゃんとした垂れ防止のサポートがあるのに...
これを活用できないか、と
工場内にある物をつかって
考えました。

サポートを、残材立てに使っていた、角パイプに差込
偶然、サポートの板厚と角パイプのスリットが同じ寸法 10ミリ
これを高さを無段階に変えれるスタンドに取り付け

パイプを載せて完成
これで、下方向へも垂れなくなり
横方向へのブレもなくなるので、
まったく揺れがなくなり、良好な加工ができるようになりました。
一時は、治具を設計して作ろうかなと思ったのですが
保管場所を考えなくてはいけないし、そんなにしょっちゅう使うものでもないので
工場にある物だけで考えてみました。
ポイントは、角パイプのスリットが偶然10ミリだったのと
無段階で高さが調整できるスタンドがあったことです。
よかった
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