集塵機のカイゼン
2010年 03月 11日
レーザー加工機の集塵機は、レーザー切断時に
金属が溶けた(蒸発?)した、ヒュームと呼ばれるものが
発生します。
砂鉄を、もっと細かくして、
空気中にフワフワと浮かぶくらい軽くなっています。
その集塵機は、その粉塵(ヒューム)を文字通り集める機械です。
その集まった粉塵、機械に設置したドラム缶に溜まる構造になっています。

当然、いつかはそのドラム缶が満杯になるときがくる。
某知り合いのレーザー屋さんは、集塵機の粉塵が溜まりすぎて
粉塵が取り出せない状態になっているらしい。
今度一緒に掃除しませんか?
(みなさんコマメに粉塵は取り出しましょうね。)
満杯になると、粉塵を取り出さないといけない。
この粉塵取り出して、別のドラム缶に移し換え作業が大変なんです。
この粉塵、軽いので、すこし風が吹くと、「フアー」と舞い散る
移し変えのときも、慎重にやっても周りの床・壁は
粉塵で真っ黒になってしまう。
移し変え、掃除で、二人がかりで2時間以上かかっていました。
そこで、カイゼン
ドラム缶に、あらかじめビニール袋をかぶせておき
粉塵がたまったら、ビニール袋ごと取り出すようにしました。

これなら、二人で30分もあれば十分作業が完了します。
取り出しやすいように、溜めすぎずにドラム缶の3分の1くらいで
取り出すようにするのがコツ
ちなみに、破れにくいように、ちょっと厚手の袋を使っています。
厚み0.1ミリで、1000X1500
50枚入りで6500円 @130円です。
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