裏面研磨の切断
2010年 02月 25日
通常は研磨の板を切断する場合、キズがつかないように
研磨面を上に向けて切断します。
ですが、
今回は 裏の研磨していない面に
レーザーケガキ(マーキング)加工があります。
なので、研磨面を下向きにして、加工機にセットします。
ですが、
パレットがこんな感じなので
どうしても、キズが研磨面についてしまいます。
そのまま、クレーンを使って、板を乗せたり降ろしたりすると
キズがついてしまう可能性大です。
そこで
キズを最小限に抑えるため必殺の戦法
人海戦術です。
クレーンを使わずに手作業で板の乗せ替えを
人力で行いました。
これが切断後のスクラップ。結構大きい板でした。
板を乗せるのと、切断した板を取り外す作業を
3名体制で行いました。
少し、手間はかかりますが、傷を最小限に抑えて切断することができました。
レーザーテックのホームページはこちら
レーザーマーキングのホームページは>こちら
コメントが遅くなりましたが、傷無し加工について。
加工面側のみならず、裏面ともなると、当方では『研磨品は無理でしょう』ってお客さんに断りそうです。 先日うかがったときにお話した『剣山による吹き返し』も怖いです。 パレットチェンジしたときの『バタンバタン』というレールの継ぎ目通過も気になります。 まずは、剣山を全部新品に交換して、人海戦術になりそう。
今回の製品は大きいものだったようですが、母材を薄い木の板で浮かせるのはどうでしょうか? 切断経路の直下に木が来なければバリが出ることもないでしょうし、傷防止になると思います。 気になるのは、ハイトセンサー。 木では通電しないからノズル衝突してしまう?!?! でも、裏面SPV付でも衝突するわけではないですよね?! 今回はSPV付ではなかったのですか?
了承してもらいます。もちろん、キズがつかないように細心の注意を払って取り扱いはしますが、キズをゼロというのは構造上難しいですと お話ししてます。
薄い木を挟むのもいいですね、ハイトセンサー効かなくなるのかな?
木を挟むと、良く挟む位置を考えないと、下の木を切断してしまったり
端が、風圧で板がたわんで、焦点が合わずバリがでるかもしれませんね。
今回は、SPVは剥がして切断しました。切断後の後貼りです。