メッキ鋼板のレーザー切断
2010年 01月 15日
で す が、
たまに、鉄系の材料も切断しています。
今回は、2.3ミリのメッキ鋼板を切断しました。
普通にアシストガスを酸素で切ると裏面にバリがでてしまうので
今回は、窒素ガスを用いたクリーンカットで行いました。
最近は、切断面の酸化皮膜が付着するのを嫌ったり
切断時の熱影響による歪みを抑えるために
鉄もクリーンカットで切断する事が増えているみたいですね。
今回切断した板の裏面です。バリは完璧にゼロです。

手で触っても、引っかかり全くなし。スベースーベ
裏には1ミリ幅くらいで若干の焼け?メッキの変色があります。

切断面です、表面が白っぽい色をしているので
ステンレスに見えますね。
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うちはボンデを良く切断しますが、クリーンカットですね、
逆にボンデを酸素切断の方が難しいです。鉄とメッキの融点が違うせいで融爆しやすいんで。
最近の機械はエッジ制御で問題なく切れるようになってますが。
レーザ切断の切断面にスパッタ付くのが、レーザの欠点ですよね・・・。
ところで、昨日、オートラスのバルブとミラーが壊れました。 冷却水の凍結が推定原因。 初めての年越しでしたが、不凍液は入れていませんでした。 年末のアナウンスでは『チラーの凍結防止』のため不凍液を入れるかチラーの電源を切らないでおくか・・・という内容だったと記憶しているのですが、本体側で凍結被害が出るとは・・・
皆さんのところでは、不凍液は常識?!?!

うちも、初めは酸素カットしていたのですが、裏面のドロスが気になって
窒素切断に替えました。といってもボンデを切るのは、数ヶ月に1度くらいです。
おっしゃるようにエッジ制御がきいている機械の方が、
コーナーの玉ドロスが、少ないですね。

うちも、ボンデはめったに切りませんが、窒素のほうがきれいに切れると思います。プラズマ発生しても、こっちのほうがキレイだし、特にプラズマが原因で不具合もないので、窒素で切ってます。
機械の内部の冷却水が凍ってしまうことがあるのですね。
怖いですね。 寒波が来るときは、警戒しないといけませんね。

コーナー制御がまだ無かった時代は低速&パルスでしかボンデ鋼板を綺麗に切る事が難しかったです。
ちなみに、トルンプのレーザはボンデの窒素切断条件は無いのですか?
ボンデの切断はクロ鉄の条件をベースに合わせ込んでいたと記憶しています。 また、トルンプからも条件のベースをもらっています。
凍結の現象について、あまり身近には感じておられない様子。 ということは不凍液の是非は論外? こちらは、定期点検のタイミングを不凍液が必要になる前に変えてもらいたいと思っているぐらいです。

コーナーの熱がこもる部分で、金属が溶けすぎて
進行方向の金属部分の爆発(溶けすぎる?)を誘発するのですね。
不凍液の件は、聞いた記憶がありません。
ひょっとしたら、トルンプjから正月前に送ってくるFAXに書いていたかな?
